シール材と機構の徹底的な検討・改良により、良好なシール性を保ちながら高い耐久性などを実現したシール装置です。
特長
良好なシール性
高いシール性により、タンク側板と浮き屋根外周との間に生じる揮発性石油製品の蒸発を防止。また、内部浮き屋根と側板間の雨水侵入防止にも貢献します。
長寿命
リム間隔(側板~浮き屋根間隔)の変化に順応できる摺動柔軟性と、適度な圧着力を有し、長時間の使用が可能です。
高い施工性・メンテナンス性
すべての部品が単品のため、現地での搬入、組込みが容易に行え、メンテナンスも容易です。
サービス内容
揮発性の石油製品などを貯蔵するフローティングタンクのシールは、タンク側板と浮き屋根外周との間で生じる蒸発の防止に加え、浮き屋根-側板間の緩衝も担う重要な機構です。こうした役割から、リム間隔(側板~浮き屋根間隔)の変化に順応できる摺動柔軟性、適度な圧着力を確保できる密封性、さらには長期間使用可能な耐久性などが求められてきました。
当社が提案する浮き屋根シールは、シール材と機構の徹底的な検討・改良により、良好なシール性を保持したままで耐久性や摺動柔軟性を確保しています。
特注事項 | 浮き屋根シールI型 | 浮き屋根シールII型 | 浮き屋根シールⅢ型 | |
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シール間隔 | 標準 | 200mm | 200mm | 200mm |
有効 | 100~300mm | 100~300mm | 120~280mm | |
シール面圧 | 35~130Kg/m | 30~130Kg/m | 25~75Kg/m | |
カバーシート | N.B.R. 2.5mm |
N.B.R. 2.0mm |
N.B.R. 2.0mm |
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ウレタン形状 | 中空波状曲線 |
台形 |
実績
浮き屋根シールの更新実績をご紹介します。
- 石油タンク 600KL~11,000KL
浮き屋根シールの更新を実施