化学プラント建設
緻密な設計で顧客要求に漏れなく対応
短工期のなかで安全・安心な施工を実現
化学会社 様
化学品工場敷地内において、ライセンサー設備をマザープラントとする化学品製造設備の設計から調達、工事、試運転まで一括で実施。
タイトなスケジュールのなかで、近隣事業拠点のバックアップのもと、必要な申請なども踏まえて厳密な工程管理を実施。納期厳守と安全・安心な施工を両立しました。
- EPC
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課題
- タイトなスケジュール/工程と官庁申請(建築確認)
- 詳細設計による基本設計および要求仕様のブラッシュアップ
- 建設エリア(既存工場)内における安全管理
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提案
- 詳細工程の最適化および協力会社・官庁との密なやりとり、事前協議
- プロセスチェックから各種検討(ケース別の見解/提案)に至るエンジニアリングの遂行
- レイズネクスト(元請)による運用/ルールの設定とパトロール(多種)、教育の実施
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成果
- スケジュール通りの申請許可と完工/引き渡し
- 各種見直し(変更)への柔軟な対応
- 安全サイクルの構築と安全活動への積極的な参加
課題と背景
タイトなスケジュールの中で工程を消化し、完工を達成
短工期となった本案件では、プラントの稼働(操業)開始時期から逆算して各種マイルストーンを設定し、必要な設計、調達、工事などのスケジュールを設定しました。何か1つでも工程が欠ければそのスケジュールは成立しなくなるため、お客様から官庁、ベンダー、協力会社に至るまで、各関係者の認識を合わせながら達成に向けた工程を消化すること、そのための進捗管理を重視しました。
計画と工事のポイント
明確な期限設定のもと、具体的な状況を把握して対策を実施
着工の時期を左右する官庁申請(建築確認)に必要な上流設計にはじまり、世界情勢の影響を大きく受ける長納期品物の製作・調達、作業エリアの錯綜する現地工事など、全体スケジュールにおける後工程を見据えながら日々の状況と進捗を見える化。つど必要に応じて対策・措置を講じることで、スケジュールどおり工事を完遂することができました。