管理部門(経理)

会社を動かすための
“血液”を適切に管理する

輪嶋 友貴
経理部 経理グループ/2012年入社
法律学科 卒業

PROFILE

就職活動中は「経営に近い部分で働きたい」との思いから、法務・経理などの管理部門を志望。さまざまな会社の財務諸表を読むなかで、プラントという特殊な建築物に関わり、オリジナルな事業基盤をもつレイズネクスト(旧・新興プランテック)に興味を抱いた。入社の決め手になったのは「自分の人柄をよく見てくれていると感じたから」。

現在の仕事

専門知識だけでなく相手に合わせたコミュニケーション力も必要

会社が機能するためには資金が必要です。人間でいえば“血液”のようなもの。それを調達・管理・運用するのが経理部の役割です。私はそのなかで、決算業務のほか四半期報告書や有価証券報告書の作成、有価証券報告書の英語版にあたるアニュアルレポートの作成、税金計算に必要な資料・情報の収集などを担当しています。経理の仕事というと、黙々と机に向かっているイメージがあるかもしれませんが、実は多くの人たちと関わります。たとえば決算業務では、社内の各部署とやりとりをして、その部署しか扱えない数字を出してもらいます。経理の知識が少ない人でも正しく処理できるよう、会計用語を使わずに説明したり、誰が見ても理解できる資料・マニュアルをつくったり…といった工夫をしています。一方、その道の“プロ”である会計士さんと対話する機会も多いので、専門知識をベースとしながらも、相手に合わせたコミュニケーション力が求められますね。

FOR THE NEXT

国際会計基準やガバナンス強化といった社会の要請に対応

これから、力を入れて勉強したいのが海外の会計基準です。昨今は国際会計基準「IFRS(International Financial Reporting Standards)」を適用する日本企業が増えています。当社も今は日本基準ですが、いずれ移行するかもしれません。そうした動きは刻々と変わるため、常に最新情報をキャッチアップする必要があります。また、海外の企業や投資機関はコーポレートガバナンスや内部統制への関心が高く、経営の透明性や健全性を重視します。その点で、会社の資金を取り扱う経理部の役割は小さくありません。利益を生み出す部門でなくても、企業価値を高めるためにできることは多いはず。何をすべきかを考え、実践していきたいと思います。

1日の流れ

7:00 起床 軽めの朝食をとって出社。
8:30 出社 メールチェックなどの業務準備。
8:45 業務開始 その日に行う業務をリストアップした後、主に部内で定められた重点目標に関わる業務を行う。15以上ある事業所からの問い合わせにも対応。
12:00 昼休憩 持参したお弁当を食べた後、10分程度、昼寝をする。
13:00 業務再開 決算業務。午後は、電話やミーティングなどコミュニケーションをとる業務を中心に行うようにしています。
17:35 退社 日誌を書いて退社。決算前などの忙しい時期は1~2時間程度残業することも。
退社後はジムで筋トレをするか、映画が好きなので時間が合えば映画館に行くことも。

今の職場と仲間

同期の結婚式での集合写真。本社勤務の私は、現場で働いている同期とは普段会う機会がないので、久しぶりに会う同期もいて、とても楽しかったです。さすがに入社時から比べると年を重ねてきた感も出てきましたが、昼から夜遅くまで飲み続ける元気さは皆変わらずで安心しました(笑)。

休日の過ごし方

学生時代の友人2人と、おいしいものを食べる、またはやったことのないことを経験する集まりを毎月1回開催しています。写真は両国でちゃんこ鍋を食べたときのもの(めちゃでかい焼鳥にびっくり!!)。業種もバラバラなので、普段は聞かないような話がいろいろでき、楽しいし勉強にもなります。

MESSAGE

2社が統合したことで、お互いの視点や考え方を“いいとこどり”しながら、業務の効率化や質の向上を進め、これまで以上に「変化に強い会社」になっていこうとしています。今、まさに変わろうとしている過渡期ですから、会社の未来を見据えた変革に携わりたいという人にとっては大きなチャンスだと思います。

※組織・所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。